04-09-13
「もう濡田さんは死んだほうがいいと思います。死ぬべきです。死ね! 死んじゃえ! 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね by真理子」
押し入れからひょいと出てきた中学時代の交換日記。当時の私が何をそこまで恨まれるようなことをしたのか、この後「真理子」とはどうなったのか、そもそも「真理子」って誰なのか。
卒業アルバムにも「真理子」という名の少女はいなくて、よくよく見ると「真理子」の筆跡は私そっくりで。
04-11-13(人種差別反対)
こないだ私をストーキングしてたのが死んだので、せめてもの供養にと死体から切り取ったペニスを我が膣に埋め込んだのです。
そしたらそのペニスときたら。夫のが私に押し入ろうとするたび押し合い圧し合い、まるでレスリングのよう。
ぬぬぬと憤怒の表情をする夫。一歩も譲らないストーカーのペニス。
双方に声援を送りながら、ストーカーって時には役立つこともあるってこと、みなさんにも知っておいていただきたくなったのです。
04-12-01(一人ぼっちの冬)
夫は一人ぼっちでセックスすることが日課であり、対する私はいかにしてその現場に突入するかが人生の目標と成り果てているわけです。ええ、大人の知的なお遊びと言ってみましょうか。
ところがそう嘯く私に、退屈で知能レベルも低い尚且つ仮性包茎の早漏である夫は「あんまりそんなこと言うもんじゃない」とかなんとか渋い顔をしやがり、そして私は抽斗の奥深くの離婚届にせつなく思いを馳せ、「そんなことよりクリスマスどうするー?」と不細工なツラを近づけてくる彼のみぞおちにとりあえず拳を入れたくなってしまうのです。
でも今日のパンチがあまりにも決まりすぎたらしく、夫が白目を剥いてぶっ倒れたのには驚きました。尚且つ脈拍とったり呼吸確認したところ、あからさまに死んでいるっぽいので、この世に神はいるのだなあ、と、深く深く感謝したくなったのです。
慌てて夫のペニスを切り取ると、そそくさとフェラチオして勃起させた上で膣に出し入れしてみます。死んでいるだけあってなかなかイきません。こりゃ生きてたときよりずっと便利です。
次に殺るのは姑だなぁと思ったところで、私は絶頂に達しました。そう、私、今まで生きてきた中で最も充実した気分なのです、ええ、ちっともさびしくないから。
05-02-15(義理)
もうお願いですから、血とか陰毛とか爪とか目玉とか入った手作りチョコレートを送ってくるのはやめてください、と、昨日知らない人の声で電話がありました。
05-02-25
ええ、私の右目がないわけですか?
好きで好きで仕方のない男性がいましてね。ある日、その方のすべてが知りたいと右目をこっそりくっつけてやったんですよ。
そうしたらば、運の悪いことに、たまたまその日が彼と恋人の逢瀬の日でしてね。
想像できますでしょうか? 彼の指で、舌で、ペニスで、気持ちよくしてもらっている、自分じゃない女の姿を見る、苦痛。
そこでついかっとなって、自分の目をつぶしてしまいまして。
ええ、若い日の過ちってやつですね、ええ。うふふ。