二挺拳銃で通天閣をなぎ倒す、と私
こんにちはアガサクリスティ本名福原愛です。卓球の愛ちゃんとか未だに呼んでる奴殺す。
メンスって知ってっかオイ。知ってんのかよこのペイパロンが(格ゲー筐体のボタンを金属
バットで殴打し「入力だ」と言い張りながら)。
そして私は大阪に飛んだ。奴が追ってくる。ネゲットの鬼と言われた「奴」が追ってくる。
かつてない戦いになる。私は奴が既に大阪入りしている気配を感じていた。早いそして速い
…!奴が大阪中のタコを買い占めた事はニュー速で知っている。何に使うのか、その疑問は
私がモーニング娘。ライブを観賞しに大阪城公園前駅に降り立った時、屋根瓦にタコをすべ
らせトラップ代わりにする「奴」の光景により崩落するのだった。私は激怒した。奴はモー
ニング娘。ライブをタコと共に汚している。しかし豊臣方の城は難攻不落だ。さらに今は奴
がタコの戦闘能力全てを使って私の進行をふせいでいる、ふせいでた。かわいい。辻ちゃん
かわいい。「もっきん」とか信じ難くかわいい。人間か?妖精か?いや天使だ!アンタ天使
だ!という訳で私は傷だらけの天使よろしく新幹線のぞみで大阪城に突っ込んだ。奴はタコ
と石垣と「春の歩み」というネゲット手帳とともに灰燼に帰した。戦いは終わった。全ては
日常へと、閉塞へと復元していった。奴はネゲッターだった。私はオフ会に行った。猫は人
知れず死ぬ。空が青い。鳥は風景だ。私は環状線で新今宮に向かい、新世界に聳える通天閣
を仰ぎ見た。中年男性が個室ビデオ屋に入っていく。親子連れがスパワールドに入っていく。
少年が日本橋にエロゲーを売りに行く。女衒が暗躍する。夕暮れが急がせる。私は左右のホ
ルスターから二挺拳銃を抜き取り、通天閣支柱へと乱射した。跳弾が乱れ飛び、秒間幾人もの
人間が死んでいく。私は撃ち続ける。夕日が落ちていく。今日という日が終わる。私は通天閣
を倒そうとする。